Activity

2022.03.30

【後編】初めてのファミリーキャンプ ~夜の過ごし方・テント泊のコツ~

自然の中で過ごす時間や、目的を持って自然と関わる機会の大切さ

キャンプ体験のレクチャーを終えた野あそび夫婦のおふたりに、これまで体験した印象的なファミリーキャンプのエピソードを聞きました。

エリーさん:前に小学校1年生の女の子とご両親が来てくれたときのこと。そのご両親はキャンプ経験があまりなかったのですが、女の子は『ゆるキャン△』がすごく好きで、登場するキャラクターが使っているソロキャン向きのテントを立てたいという希望がありました。少しお母さんに手伝ってもらいながら頑張ってテントを自分で立てて、昼間はそこで遊んで夜は大きいテントで寝るのかなと思ったら、そのままひとりで小さなテントで寝たんです。それにはお母さんもすごいびっくりしていましたし、LEDのランタンを見ながらずっとニコニコしている彼女がすごくかわいかった。あと次の日の朝、彼女はすごく誇らしそうでしたね。

アオさん:そういうのはすごく今の時代っぽいですよね。僕自体はキャンプ歴がすごく長いわけではないですが、イメージとして一昔前はやっぱり「ファミリーキャンプ=パパの力の見せ所」みたいなところがあったと思います。ただ今は誰でも使いやすい道具がたくさんありますし、漫画やアニメやYouTubeなどでもキャンプ関連の作品が増えて、多くの人にとってキャンプが身近なものになっていると感じています。

19-3 【後編】初めてのファミリーキャンプ ~夜の過ごし方・テント泊のコツ~

最後に、『NONIWA』でのキャンプ体験を終えた安井さんファミリーに、1日の中で特に印象的だったエピソードや野あそび夫婦のレクチャーで勉強になったこと、子どもたちの様子などについて聞きました。

安井さん(奥様):キャンプ体験をしてみて、これまでは知識不足で踏み込めていないところもあったのかなと感じました。大人だけならざっくりで楽しめることも、子どもがいる場合はやっぱり基礎知識が必要。私たちは都内に住んでいるので、改めて自然の中で過ごす時間や、目的を持って自然と関わる機会はすごく大切だなと思いました。それにこういう場所だと、親は教えてくれる安心感があるのでありがたいですね。

宏充さん:大人も発見がありますよね。焚き火のやり方も今までは薪だけで頑張ってやろうとしていましたが、枯れ枝を使うことや火を付ける順番なども丁寧に教えてくれたので、親の僕たちもすごく勉強になりました。今日だけでも次のキャンプで使える知識がたくさん増えたと思います。

20-2 【後編】初めてのファミリーキャンプ ~夜の過ごし方・テント泊のコツ~

安井さん(奥様):あとはアウトドアで言うと、「火を扱う」「ナイフを使う」「ノコギリで切る」といったこともそうですが、自らが体験したことから学びを得ることが重視される世の中になってきていると思うので、私たちもそういう体験を、これからもっと子どもたちに積極的に提案していきたいなと思いました。

宏充さん:テント泊は今後もやってみたいですね。今日みたいに自分たちでテントを設営して、火を起こして、ちょっとした調理もして家族で一晩過ごす。あと子どもたちが寝たあとは、大人だけのゆったりとした時間も楽しんでみたい。ただ……疲れ果てて、僕ら大人たちも寝ちゃうかもしれないですけどね。

21-2 【後編】初めてのファミリーキャンプ ~夜の過ごし方・テント泊のコツ~

コロンビアのウェアでファミリーキャンプデビュー!

前後編でお届けした初めてのファミリーキャンプ企画。正しい知識と準備、それと“無理しすぎない気持ち”さえあれば、家族での充実したアウトドアでの時間や体験は誰でも得ることができます。今回の記事を読んで、「これだったら自分たちでもキャンプデビューできそう!」と思ったビギナーやファミリーの方たちは、野あそび夫婦が教えてくれたさまざまなコツをヒントに、ぜひキャンプにチャレンジしてみましょう。またその際は、キャンプパジャマをはじめとするコロンビアの高機能ウェアもチェックしてみてください。

22-2 【後編】初めてのファミリーキャンプ ~夜の過ごし方・テント泊のコツ~

※ソーシャルディスタンスを保ち、安全に十分に配慮した上で取材を行っています。

PROFILE

野あそび夫婦
2019年キャンプと民泊を組み合わせた『キャンプ民泊NONIWA』を開業。夫婦ともにキャンプインストラクターの資格を持ち【野あそび夫婦】というユニット名でアウトドア雑誌監修やキャンプ講習などもおこなう。

公式サイト:https://noasobifufu.com/
Instagram:@noasobi_fufu

INFORMATION

2022年3月30日、Makuakeよりキャンプパジャマが登場!
詳細はこちら

Text:ラスカル(NaNo.works)
Photos:濱上英翔

1 2

Keywords

キーワード

2022.03.30