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2021.03.31

ボルダリングのメッカ・御岳で1 Day Trip with マウンテンハードウェア

さまざまアウトドア・アクティビティを楽しめる山へ行き、自然の岩を登るボルダリング。そこにはジムでのボルダリングとは異なる魅力が満載です。今回は、マウンテンハードウェアのアスリート&ロッククライマー・水口僚(つかさ)さんとともに、国内有数のボルダリングスポット・御岳エリアへ1 Day Trip。

ハイキングや登山、トレイルランニング、
山にはさまざまなアクティビティがありますが、
自然の岩を登るボルダリングもそのひとつ。
ボルダリングはジムでチャレンジすることから始まり、
慣れてきたら外岩へチャレンジ。
自然にはたくさんの岩と課題が待っていて、
ジムとは違った楽しみや厳しさを堪能できるはず。

※この記事は、CSJ magazineで2019.7.30に掲載された「Outdoor bouldering with Mountain Hardwear」の内容を再編集し、増補改訂したものです。(着用ウェア、掲載商品は取材当時のものとなりますので、一部取扱がない場合がございます。)

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今回訪れた御岳エリアは日本国内のボルダリングができるエリアの中でも、歴史的な位置付けのひとつとして外せない場所であり、課題(ルート)数は250本を誇ります。

御岳ボルダーは都心からアクセスが良く、駅からゲレンデまでは徒歩10分ほど。岩質は堆積岩でツルツルと硬いので経験者向きで、ジムでしっかりと登れるようになったら多くの課題が楽しめるでしょう。

今回はマウンテンハードウェアのアスリート・水口僚(つかさ)さんの1day tripを追いました。

課題が記された“トポ”と、持っていく必需品

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フィールドにある岩には通名と課題があります。そしてそれが詳しく記されているのが、“トポ”と呼ばれる本。1つの岩に3級の課題や8級の課題があったりするので、始めて向かうフィールドならトポを参考に、自分が登れるレベルの岩に目星を付けて課題を確認します。

持っていく荷物の中でジムと同じものはシューズにチョーク、チョークバック。外岩に必要なのがマット、トポ、おやつ、飲料水、着替え。そしてそれらを入れるザックが必要です。

フィールドによって環境はさまざまですが、土や砂などで汚れたり、岩の上に置いたりするものもあるので、擦れに強いザックが望ましいでしょう。

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水口さんのボルダリング・ウェアのスタイルは、「アプローチシューズを履き、岩場に行く時はロングパンツを着用。ボトムスは岩に引っ掛けて破れることがあるので、求めているのは耐久性や軽さ」だと話します。

【動きやすさと耐久性を備えたロングパンツ】

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▲耐久性が高く、ストレッチ性もあるロングパンツ

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▲ストレッチ性・速乾性・通気性・耐摩耗性のあるロングパンツ

チャレンジする課題を確認&チョークとマットを準備

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持参したトポ、そして目の前の岩壁を見比べて、チャレンジしたい課題をよく確認。

トポに記されているそれぞれの課題の等級は、実際は岩によって危険度や体感するレベル感に違いがあります。それはすべて同じ人が作った課題ではないことや、例えば同じ8級でも高さがあるものとそうでないものでは危険度が大きく異なるからです。

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課題の確認ができたら次は実践。まずはチョークを手につけます。水口さんは液体チョークを付けてから、さらにパウダーのチョークを付けるスタイル。

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マットは登る人が落下することを想定して設置。登ってから左右に移動する課題の場合、下にいる仲間はその移動の動きに応じてマットの位置を調整します。また、マットの数が少ない場合は落ちた時に身体がマットから外れないように、周囲の人はいつでも落下した人をマットへ押しやる体勢でサポートしましょう。

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▲ホールドできる場所がジャンプしてやっと届く場所に。

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