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2021.03.31

ボルダリングのメッカ・御岳で1 Day Trip with マウンテンハードウェア

外岩でのボルダリングは“自然と対峙できる瞬間”

指が岩に当たる感触やその時に気付く岩の湿度。流れる風で背中がひやりとする感覚。
そしてマットに着地した時の地面の不安定感と、突き上げる地面の硬さ。
外岩でのボルダリングは、自分が岩を登る行為を通して“自然と対峙できる瞬間”です。
フィールドにせっかく来たのですから、いろいろな課題にトライしてみましょう。

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冬であまりに寒い時は中にメリノウールのベースレイヤーを着込むこともありますが、待っている時以外はほとんど半袖Tシャツでトライしているという水口さん。汗で濡れれば冷えてしまうため、トップスで大切なことは吸汗速乾の素材であることだそうです。

【動きやすいデザインと吸汗速乾の素材のトップス】

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▲吸汗速乾があり、デザインに工夫があるTシャツ

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▲肌触りがよく、グラフィックが施してあるTシャツ

自然で遊ぶ上で心掛けていることは元の状態に戻すこと

遊んだあとは、ブラシで岩をこすってチョークを落とします。そして届く範囲の場所もブラシで掃除。

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自然の中で遊ぶ上で心掛けていることは、元の状態に戻すこと。

岩にチョークが付いたままにせず、終わったあとは触った箇所にきちんとブラシをかけてチョークを払っていた水口さん。それは次にトライする人へのマナーでもあり、自然を元の状態に戻したいからとのこと。

ボルダリングは自然に手を加えずにフィールドで遊ぶことができる──だからこそ、小さなことにも気が付けるのかもしれません。

外岩は自分で試行錯誤できる面白さがある

水口さんは小学校4年生の頃に、登山が好きな父に連れられてクライミングを始めました。最初はリードクライミングがメインでしたが、中学校に入った頃から自主的にボルダリングを選び、より熱中して取り組んだといいます。

現在は選手を辞めてルートセッターの仕事をメインに活動。東京を中心に、国内のあらゆるジムに出張してルートを設定しています。ルートセッターは、選手が制限時間内に登れるかどうかの瀬戸際をイメージしてゼロから作り上げていく、とても神経を使う仕事。そんな水口さんは、オフの日に仲間と地元の外岩に行って自然の中で遊ぶのが一番楽しいと話します。

「外岩では自分でホールドを見つけてムーブを考えたり、足も探って自分で置く場所を自由に選べたりするのが何より面白いんですよ」

外岩はハードルが高いというイメージがあるかもしれませんが、場所によっては初心者向きの岩もありますので、難易度が易しい、かつゴールの場所が低い課題がある岩を探してみましょう。

ジムで遊んで、外岩を登れる自信が付いたら、ぜひチャレンジしてみてください。

プロフィール

Mizuguchi ボルダリングのメッカ・御岳で1 Day Trip with マウンテンハードウェア

水口 僚
ロッククライマー。1994年生まれ。
9歳からクライミングを始め、14歳からコンペに出場。リード、ボルダリングともにジャパンカップで決勝進出、W杯出場経験もあり。2015年からはルートセッターに転向。国内の主要大会や国際大会などオフィシャルコンペのルートセットも手掛けながら、岩場でのクライミングを楽しんでいます。

●PICKUP ITEM

クライマーに愛されるバックパック。

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▲『マルチピッチ20バックパック』

1993年にサンフランシスコで設立されたマウンテンハードウェアは、常に革新的な商品を作り続けています。その象徴とされる商品のひとつがバックパックで、とりわけクライマーに愛されている理由は、クライミングで使うことが前提とされたモノづくり。

今回の『マルチピッチ20バックパック』は余計なものを削ぎ落とし、マルチピッチクライミングに必要な機能をコンパクトにまとめ、デザインも無駄をなくしスタイリッシュに。

上蓋が大きく開くことでロープが収納しやすく、さらにロープを固定するための天頂部ストラップ付き。サイドにはクライミングシューズを収納できるメッシュポケットも。加えて、底の部分の生地は耐久性が高い素材を採用しているなど、安心できる仕上がりとなっています。

マルチピッチ用ではありますが、シューズを収納する場所にボトルを入れることも可能なので、普段使いにも最適でしょう。

【WICK Q】

ボルダリングでは全身を使い、特に上半身は汗をかきやすくなります。そして自分以外の人が登っている間や、トライしたあとに腕が回復するまでの時間に身体が冷えると疲労が増すため、乾きやすいウェアで快適に遊びたいもの。マウンテンハードウェアの『WICK Q(ウィックQ)』は優れた吸湿速乾素材を備え、発汗した汗を素早く吸水・乾燥をさせるため、汗冷えを防いで体温調節をしやすいのが特長です。夏場は汗がウェアに残らず快適に、そして肌寒いシーズンには汗冷え防止としておすすめ。

WICKQアイテム一覧

【動きやすいデザインと吸汗速乾の素材のトップス】

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▲肌触りがよく、ドライに保つタンク

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▲ゆったりと着られるデザイン

Photos:上樂 博之、JORAKU HIROYUKI
Model:水口 僚

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2021.03.31