“SUPER HAPPY”を世界中に届けたい
──今回、アウトドアで活動するプロフェッショナルということで、コロンビアの防水シューズを使っていただきましたが、いかがでしたか。
絵を描く時って筆を洗ったりと、結構水場で作業することが多くて、靴の中まで濡れる事は当たり前でした。それにすぐ汚れてしまうので(防水ではない)安いシューズを使っていたんですが、今回、アウトドライのシューズを履いて活動してみて、シューズの中が濡れない有難さを痛感。快適な分、絵に集中できるので、これはホント素晴らしかったですね。
──ジャケットの『アウトドライEXエコインシュレーテッドシェル』には、白いジャケットということを生かして、ミヤザキさんに絵を描いてイベント時にも着用いただきました。
11月の川口でのイベントで使わせてもらいました。寒い時期の体育館でのイベントだったので、中綿入りのこのジャケットは助かりました。ジャケットに関しても汚れる事が前提なので、安くて買い替えしやすい上着を選んで、人からどう見られるかはあまり気にしていませんでした。でも今回、僕がよく使うキービジュアルを描いたジャケットで着用してイベントに臨んだところ、子供たちの反応が全然違う。「カッコいい!」って多くの子供達に言ってもらいとても盛り上がりました。人前でパフォーマンスをする仕事でもあるので、これは新しい発見というか、ヒーローになった気分でしたね(笑)
──ジャケットに描かれた絵のキービジュアルっていうのは?
“SUPER HAPPY”というのが僕のアーティストとしてのコンセプトとしているのですが、簡単に言うと花咲か爺さんですね。「何にもない壁に花を咲かせましょう」と多くの花を、SUPER HAPPYを世界中に届けたいという想いを、空から降ってくるギフトボックスに込めました。
──最後に今後の活動について教えてください。
人と人を繋ぐ事がアートの役割じゃないかなと、僕自身考えているところがあって。これまで『Over the Wall 世界壁画プロジェクト』で行った国々も紛争や貧困など、それぞれの地域で困難を抱えてている人に何ができるかを考えての活動でした。来年はエクアドルでの壁画プロジェクトです。女性刑務所で受刑者の人達と絵を描く計画が進んでいます。僕のウェブサイトやブログに随時情報をアップしていますので、僕やプロジェクトの話に興味を持っていただいた方に是非ご覧になっていただければと思います。
──本日はありがとうございました。引き続き、今後の活躍を応援しています。
INFORMATION
【コラボ商品】
自然のモチーフと煌びやかな虹や星が描かれた、履くだけでキブンが高まる一足
GO OUT Online「2021冬のコラボフェス」にて、人気アウトドアメディア「GO OUT」と、コロンビアのコラボレーションアイテムとして、ミヤザキさんが一点一点ペイントしたスペシャルコラボレーションシューズが誕生!
詳しくはGO OUT Onlineへ
※予約販売は2021/11/29(月)23:59まで
プロフィール
ミヤザキ ケンスケ(みやざき けんすけ)
1978年佐賀市生まれ。筑波大学修士課程芸術研究科を修了後、ロンドンへ渡りアート制作を開始。“Supper Happy”をテーマに、見た瞬間に幸せになれる作品制作をしている。2006年から行っているケニア壁画プロジェクトでは100万人が住むといわれるキベラスラムの学校に壁画を描き、現地の人々と共同で作品制作するスタイルが注目される。現在世界中で壁画を残す活動『Over the Wall』を主催し、2016年は東ティモールの国立病院へ壁画を制作。2017年はUNHCR協力のもと、ウクライナのマリウポリ市に国内難民のための壁画を制作した。
※ミヤザキケンスケさんの最新情報は、公式ウェブサイト「Miyazakingdom」をチェックください。
Text:コロンビアスポーツウェアジャパン
Photos:ミヤザキケンスケ