これから冬本番を迎える今、スキー・スノーボードを楽しむための必須アイテムと言えば、グローブ。大切なグローブを長持ちさせるためにも、日々のケアは大切!基本的な洗い方、保管方法、そして難しいと思われがちなレザー(革)の正しいお手入れ方法をレクチャーします。
※この記事は、CSJ magazineで2017年4月に掲載された「グローブのお手入れ方法│メンテナンス」の内容を再編集し、増補改訂したものです。(掲載商品は取材当時のものとなりますので、一部取扱がない場合がございます。)
大切なグローブをメンテナンス!冬に向けて正しくお手入れ&保管しよう
【グローブの洗い方】
雨や雪など厳しい環境で使うことの多いグローブですので、こまめなメンテナンスが必要になります。手の汗も吸い臭いも気になりますので、使用後はしっかり乾燥させましょう。インナーグローブは素材を確認した上で、洗えるものは水洗いしてください。中性洗剤を使用し、やさしく押し洗いがおすすめです。
※ここでは基本的なケアの方法をご案内させていただきますが、洗う際は必ず洗濯タグを確認し、その内容に合わせたケアを行いましょう。レザーを使用したものは水洗いできません。また、ウール混のものなどは、縮む恐れもありますので注意して取り扱ってください。
全体的に、やわらかい乾いた布で落とせる汚れを拭き取ります。
※固い布を使用すると、革が傷つく恐れがあります。
化繊部分で汚れが気になる場合は、薄めた中性洗剤を布に含ませ、叩くように汚れを落とします。汚れを落としたら、洗剤成分が残らないようしっかりと拭き取ります。
【レザー部分のお手入れ】
レザー部分はレザーソープを使い、汚れを落とします。汚れを落としたら、洗剤成分が残らないようしっかりと拭き取ります。頑固な汚れは、プラスティックブラシを使用して軽くこすりながら汚れを落とします。
※強くこするとレザーに傷が付きます。
レザー部分の硬化を予防するため、定期的に保湿クリームを塗ります。塗りすぎるとカビの原因になり易いので、薄く伸ばすように塗りこみます。直射日光の当たらない日陰に干して、しっかり乾燥させて下さい。
※平干し表記がある場合は、平干しして下さい。
擦れなどにより表面の撥水性が低下していきます。洗濯と熱処理で十分な撥水効果が戻らない場合は、撥水剤で撥水処理を行うと効果的です。
※レザー部分にはレザー用撥水スプレーお使い下さい。
【使用後の保管方法】
使用後はしっかり乾燥をさせて下さい。濡れたまま放置すると、カビが生えたり防水機能低下の原因となります。保管は、なるべく湿気の少ない場所で保管して下さい。