2023年は個性豊かなアウトドアスポットが続々オープン。絶景を楽しめるグランピング施設からワークショップが充実したキャンプ場まで、今チェックしておきたい話題の6カ所をご紹介。ゴールデンウィークのお出かけプランの参考にどうぞ。
新緑と心地よい気候を堪能できる今の時期は、家族やペットとたくさんお出かけしたくなるもの。特に今年は個性豊かなアウトドア施設が続々オープンしているため、行き先の選択肢もグッと増えるはず。そこでWITH OUTDOORで好評のアウトドアトレンド特集の第4弾では、全国にある話題のスポットをピックアップ。絶景パノラマが楽しめる宿泊施設から、自然の中でワークショップを体験できるキャンプ場まで、ゴールデンウィークの旅行プランの参考にしてみてください。
アウトドアの旬を家族で堪能できる最新スポット6選
TACO GLAMP THE MEXICO(千葉県)
千葉県に誕生したのはメキシコの街!?プールやバーも楽しめる充実のキャンプ場
成田空港から車で約30分の距離にある、千葉県香取郡多古町。この町は待機児童ゼロや給食費ゼロを実現し、自然に恵まれ、子育て世代へのサポートも手厚いことから“住みたい田舎”として、今注目を集めています。そして今年の3月にオープンしたのが『TACO GLAMP THE MEXICO』です。メキシコの街並みをテーマに廃校をリノベーションした場内は、カラフルで自然と楽しい気分になれる色使い。約3万㎡の広大な敷地面積も魅力で、種類豊富なグランピング施設や電源付きのオートキャンプ場に宿泊することができます。
食事はメキシカン料理や、地元の名物である「多古米」「元気豚」などを使ったBBQを提供。事前準備が不要なのも嬉しいポイントです。さらにナイトプールやバレルサウナ、ナイトバーが併設されるなど、宿泊施設以外も一日では堪能しきれないほどの充実具合。関東近郊に住んでいたらリピートしてしまうこと間違いなしの注目スポットです。
▼INFO/画像提供
株式会社HAMIRU
https://www.tacoglamp.com
FACT LAND(栃木県)
目指すは遊園地の“隣”。那須高原のふもとで大自然とキャンプを楽しむ
10種類のジェットコースターやVRアトラクションが人気の『那須ハイランドパーク』。その公式キャンプ場としてオープンしたのが『FACT LAND(ファクトランド)』です。「Forest(森林)」「Activity(活動)」「CAMP(キャンプ)」「Treasure(宝物)」の頭文字をとったネーミング通り、那須高原の雄大な自然の中でのキャンプが魅力。
キャンプサイトは定番の「オートキャンプサイト」からテントやタープ、寝袋の準備が必要ない「手ぶらキャンプサイト」まで、さまざまなニーズに合わせて4種類を用意。必要なものは日用品を取り揃えた売店でも購入でき、近くには源泉掛け流しの天然温泉があるなど、気軽に利用できるのが嬉しいポイントで、キャンプ初心者にぴったりなスポットです。また、湖のほとりに併設されているカフェ&バー「MINAMO(みなも)」で提供される、那須高原の食材を用いた料理も魅力。『那須ハイランドパーク』とのセットチケットを購入して一日遊びつくすもよし、キャンプ場でゆったり過ごすもよしです。
▼INFO/画像提供
FACT LAND(ファクトランド)
https://www.factland.jp
THE GLAMPING 箱根十国峠(静岡県)
サウナと絶景を堪能。“十国”を望むラグジュアリーなグランピング場
静岡県熱海市と函南町を結ぶ峠で、過去には伊豆,相模,駿河,遠江,甲斐……など“十国”と呼ばれた地域を一望できることに由来する十国峠エリア。そんな古くから知られる景勝地に2023年4月、グランピング施設『THE GLAMPING 箱根十国峠』がオープンしました。最大の魅力は、なんといっても絶景のパノラマ。富士山や南アルプス、房総半島、三浦半島を見渡せて、夜には雄大な星空を満喫することができます。
宿泊施設は約24畳の広々した「スイートヴィラ」や屋上展望デッキ付き「スカイデッキヴィラ」、大きな天窓付きの本格フィンランド式サウナを楽しめる「サウナヴィラ」などを用意。いずれの部屋でも標高約780mにいるとは思えないほど高級感ある内装を堪能することができます。さらに夕食のBBQコースでは十国の海の幸と山の幸を提供。一味違う贅沢なグランピング体験は家族や恋人と過ごす特別な一日にもぴったりです。
▼INFO/画像提供
富士急行株式会社
https://www.pica-resort.jp/hakonejukkoku/
オルタナの森・Minoh(大阪府)
関西で初心者キャンパーが向かうべきはここ。手ぶらで遊べるお手軽キャンプ場
関西エリアでキャンプ体験をするなら『オルタナの森・Minoh』がおすすめ。大阪府箕面市で長年愛されている「箕面市立青少年教学の森野外活動センター」をリニューアルした同施設は、“アーバンアウトドア”がコンセプト。ほとんどの家具をキャンプアイテムでコーディネートした「インドアキャンプ」や、家族でゆったりと過ごせるロッジが併設されています。
カフェレストラン「オルタナの森Café」では、かわいい容器に入ったモクテルや北海道の十勝郡から直送したアイスクリームを味わいながら一息つくことが可能。さらにディナーはBBQだけでなく、事前予約をすることでレストラン「MINOH GALLEY」でも提供。ハンガリーの国宝である貴重なマンガリッツァ豚を用いた人気の堪能コースをいただくことができます。手ぶらでテントに宿泊できて、火をおこせなくてもおいしい食事を楽しめる。初心者のキャンプ入門にも最適な施設です。
▼INFO/画像提供
株式会社OUTDOOR LIVING
https://alternanomori-minoh.com
OND PARK(佐賀県)
注目の西九州エリアにオープン。豊富なワークショップで身も心もリフレッシュ
2022年に西九州新幹線が開通したことにより、グッとアクセスしやすくなった佐賀県の「武雄温泉保養村」。100ヘクタールの広大な敷地面積と、農林水産省による「ため池百選」に選出された池もある豊かな自然が魅力です。そんな同エリア内に今年オープンしたのが、“癒し・交流・運動”がテーマの公園『OND PARK(オンドパーク)』。名前の由来は、心や身体の“温度”を上げ、地域活性化の“音頭”をとること、そして「Open=誰でも利用できる」 「Neutral=体と心を整える」「Diverse=多様な使い方ができる」 の頭文字から。そのネーミング通り、キャンプやヨガなど、さまざまなアクティビティを楽しむことができる複合施設です。
注目したいのは、第一弾としてお披露目された「BEACHTOWN OND PARK(ビーチタウン オンドパーク)」エリア。ここではプロの講師を招いたヨガレッスンやボルダリング体験、保養村の自然を楽しめるツアーなどを実施。マイナスイオンを浴びながら身体を動かせばきっと心も体もリフレッシュできるはず。今後もさまざまな施設がオープンを予定しているとのことで、九州に訪れる際にはぜひ注目したいスポットです。
▼INFO/画像提供
朝日I&R グループ
https://ondpark.jp
HIBIKINADA CAMP BASE(福岡県)
“公園で遊んで公園に泊まれる”魅力的なキャンプ場がオープン!
2,500株のバラが咲き誇る「バラ園」や珍しい植物が生い茂る「熱帯生態園」、ポニーやカンガルーと触れ合える広場などの施設が揃う北九州最大の公園『北九州市立響灘緑地 グリーンパーク』。その一角に今年オープンしたキャンプ場が『HIBIKINADA CAMP BASE(ひびきなだ キャンプベース)』です。
最大の魅力は、利用者の幅広いニーズに応えてくれること。電源付きの「オートサイト」はもちろん、愛犬と一緒に泊まることができる「ドギーサイト」 、テントをはじめキャンプに必要なギアが全て揃った「手ぶらde楽キャンサイト」などが用意されています。また、ボリューム満点のBBQセットのほか、養鶏場直送の卵や自家製のコッペパンを堪能できる「朝食クッキングセット」といったお食事も魅力。さらに、キャンプを通じて学ぶことができるワークショップも開催予定。公園で思う存分遊んで、最後はテントという非日常空間でゆっくり休む。そんな他では叶わない体験ができるスポットです。
▼INFO/画像提供
FBS福岡放送事業部
https://hibikinada-camp.com/