本格的な暑さの到来は、アクティブシーズンの幕開けでもある。シーンを選ばずこの季節を楽しみ尽くすなら、まず大切なのは、シューズ選び。
ポイントは、シティもアウトドアも行き来できる機能とデザインにある。まさにそれを体現した、コロンビアの新定番3モデルをピックアップした。
SCENE#01
移動にも日常のメイン使いにも重宝する『スノーボールベント スリップ』
照りつける太陽の日差しが眩しく感じ始めたら、海や山へと繰り出したくなる。とはいえ、気温も湿度も上昇すると、何より気になるのが汗やムレ。
だから足元は、通気性のよいシューズがマストだ。
しかも、日常使いに重宝するミニマムなデザインなら活用幅は広い。
『スノーボールベント スリップ』は、そんな想いを形にしたスリップオンタイプのスニーカーだ。その名のごとく、かき氷をイメージしたヴィビッドなアッパーの発色が強い日差しに映える。
通気性抜群のメッシュ素材を使用していながらソックスも透けないから街でも使いやすい。
もちろん素足に履いても心地いいし、ミッドソールの目立たない位置に通気孔を装備しているから、長時間履いても不快なムレを効率よく逃がしてくれる。
驚くほど軽量で、まるでルームシューズのような履き味は、ドライビングシューズ代わりにも活用できるだろう。
エラスティックパーツを備えたアッパーは、脱ぎ履きが楽ちんなのもいい。
ワイズのスッキリとしたフォルムは、例えばテーパードかかったストレートデニムとも好相性。
だから街でのデイリーユースにも重宝する。
注目すべきは、カラバリの充実ぶり。まさにかき氷を想起させる6色が揃う。複数色ストックしておけば、着こなしのアレンジもあれこれ楽しめるのがありがたい。
SCENE#02
水辺でフル活用できる“シャンダル”『ヘイジーレイジー ブリーズ』
フィッシングやキャンプ、山間の音楽フェスなどで大活躍するのが、シューズとサンダルの要素を併せ持つ“シャンダル”。
その代表格が『ヘイジーレイジー ブリーズ』だ。
コロンビアの伝統あるヘリテージシリーズから着想を得たデザインは、アウトドアのあらゆるシーンにマッチするだけでなく、街での普段使いでも悪目立ちすることはない。
その気なる機能は、まさにシューズとサンダルのいいとこ取り。
ポリエステルとメッシュ素材を使用したアッパーは、足に心地良くフィット。通気性と耐久性を兼ね備えた作りは、砂利道から水辺まで安定して歩行できる。
ミッドソールは柔らかく、屈曲性もあるため、未舗装の悪路に強いのも大きな特徴。
加えて、アウトソールのグリップ力も高いため、濡れた岩場や浅瀬の川を歩くときも安定感がある。
だから、川辺で釣竿に餌を付けるような作業時も心強いし、キャンプやアウトドアでの散策でも、その機能を十分に発揮してくれるのだ。
フィット感の調整も、クイックシューレースで手軽に素早く可能。余ったレースをホールドできるバンドも付属しているから、邪魔になることもない。
オールブラックやオフホワイトといったモノトーンのカラバリも揃っているから、街履きを想定するなら、そんな定番色を揃えておくのもあり。
片足で約290g(27cm)という軽さも特徴で、足取り軽くいたい夏の街歩きにも、キャンプやフィッシングの際のストックシューズとして持ち運ぶ場合も、便利に活躍してくれるだろう。
SCENE#03
アクティビティ後のチルアウトに欠かせない『スライブ リバイブ』
水辺のアクティビティの後やソロキャンプのチルアウト時間に、または心も体も開放されたい休日の足元に、なくてはならないのがリカバリーサンダル。
クッション性の高いミッドソールテクノロジーを装備した『スライブ リバイブ』があれば、履くだけでアクティビティでの疲れが癒される。
「テックライトプラッシュ」と呼ばれるクッショニングシステムは、優しく柔らかな履き心地。
加えて、グリップ力の高いアウトソールコンパウンドも装備しているため、あらゆる路面で歩きやすく安心感がある。
素足に履くと足裏に無理なくフィットする感覚は一度味わうと病みつきに。
まさにリラックスタイムの必需品だ。
暑い季節のデイリースタイルから水辺のアクティビティ、そしてロングドライブやチルアウトまで、コロンビアの名作3モデルがあれば、あらゆるシーンを漏れなくカバーできる。
夏を楽しみ尽くすための準備は、まず、そんな足元から始めてみてはいかがでしょうか?
Text:Shigeo Hasegawa
Photos:Dai Yamamoto
Styling:Mitsuhiko Hoshi