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2022.10.12

キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

【冬】
①スノーシュー
ふかふかの雪をスノーシューで踏みしめながら、冬らしい散策
「冬になるとアクティブな方はスキー場やバックカントリーに入ってエッジ系のスポーツを楽しんだりすると思いますが、キャンプ初心者の方がちょっとアクティブな遊びにチャレンジしたい場合は、スノーシューが比較的遊びやすいかと。最近ではスノーシューがウェアと一緒にレンタルできるキャンプ場もあるので、周辺の迷子にならないエリアを探して、ふかふかの雪を踏みしめながら散策すると楽しいですよ」

8-1 キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

②動物の足跡さがし
雪に残された動物の足跡。調べながら歩くといろいろな発見
「冬は雪の上にネズミやウサギ、リスといった動物の足跡を見つけやすい。スマホや動物図鑑などで調べながら歩くと面白いですよ。例えばネズミは、小さい足跡4つに加えてしっぽを引きずって歩くので、もう1本の線が入っている。他にもうさぎは前に進んでいる最中に、時々バックして違う方向に行くという“騙し飛び”をする。子どもが動物の生態を知ることができるのでぜひやってみてください」

9-1 キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

③冬の寒さ体感
タオルや手ぬぐい、皿や落ち葉などを使った冬ならではの遊び
「本格的な冬は、寒さをとことん感じる遊びも刺激的。例えば気温が0℃を下回ってくると、タオルや手ぬぐいを濡らして軽く絞った後に振り回すと、一気にカチコチになる。あとは前の晩に使わない皿などに水を入れて、さらに落ち葉をいくつか並べておくと、翌朝は凍っているので外すとステンドグラスやガラス細工っぽい作品ができる。それなら小さなお子さんでも簡単につくれて楽しめますよ」

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④焚き火
拾った枝や松ぼっくりを使ってワイルドな焚き火チャレンジ             
「冬の方が落ちている枝がよく乾燥していて燃えやすいものが見つけやすいので、キャンプ場のテントサイトでオッケーさえもらえていれば、森の中に落ちている枝や松ぼっくりなどを拾って焚き火をするのも、ぜひファミリーキャンプでおすすめしたいですね。もちろんファイヤースターターを買って点けてみようとか、そういう形で楽しんでチャレンジするのもありだと思います」

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保温性&不燃性を重視!秋冬におすすめの快適×最新コロンビアアイテム

肌寒い季節におすすめの防風機能を搭載した保温性に優れたアイテムや、不燃性を考慮したコットン素材を含んだアイテムなど、秋冬のキャンプにおすすめの快適×最新のコロンビアウェアを一挙ご紹介!

「キャンプ場って大抵は思っている以上に寒いんですよ。寒くてつらいは楽しい思い出が残らないので、まずは暖かい装備をちょっとやりすぎかなって思うぐらい持っていくことが大切だと思います。あと焚き火をするときは、一番外側のウェアにナイロンものは避けること。火の粉が飛んできたときに溶け広がり、やけどの面積も広がってしまうので、できれば難燃素材やコットン素材を含んだものを着るようにしましょう」

※アイテムの一部によってはコットン以外の素材を含んだものもあります。

【アウター】

1-750x500 キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

▲『シカゴアベニューパターンドリバーシブルフリースジャケット』¥26,400(税込)、『ウィメンズシカゴアベニューパターンドリバーシブルフリースジャケットスペシャル』¥26,400(税込)

2-750x500 キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

▲『アーチャーリッジリバーシブルベスト』¥7,700(税込)、『ラゲッドリッジIIシェルパフルジップ』¥4,400(税込)

【インナー】

3-750x500 キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

▲『シカゴアベニューロングスリーブクルー』¥7,700(税込) 、『ウィメンズシカゴアベニューロングスリーブクルー』¥7,700(税込)

4-750x500 キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

▲『ヘーゼルデルヒルロングスリーブグラフィックティ』¥3,300(税込)

【パンツ】

5-1-750x500 キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

▲『ツキャノンアイルオーバーオール』¥19,800円(税込)、『フォレストトゥサンクチュアリフリースロンパース』¥14,300(税込)

6-750x500 キャンプ初心者や子供でも楽しめる!秋冬キャンプ・遊び方特集

▲『デイトレッカーパンツ』¥6,600(税込)

大切なのは“純粋経験”&「子どもと一緒に楽しもう!」という気持ち

最後に、ファミリーキャンプにおいて特に保護者である大人にとって大切なことは、長谷部さん曰く「お父さんの遊びになる、お母さんの遊びになる」ということ。そして「子どもがどんどん初めてのことにチャレンジして、自ら学ぶ力を伸ばしていくこと」だと教えてくれました。

「保護者の方がキャンプ初心者の場合、経験がないので子どもが何かやろうとすると止めてしまったり、不安だから全部手伝ったりして、子どもが体験する場を奪ってしまうことも多い。保護者の方はあまり口や手を出しすぎず、子どもにどんどん初めてのことをチャレンジさせてあげてほしいですね」

そして外に出る機会が極端に減ってしまっている現在の状況下においては、キャンプは大人にとっても子どもにとっても自然をたっぷり感じてリフレッシュできる場であると同時に、大切な学びの場にもなります。

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「当然、親は子どもよりもいろいろなことを経験してきているので、やったことのないことも今までの経験の範囲で予測をして判断するようになっている。ただそれは机上の空論というか、未経験でも答えを出してしまう癖が付いてしまっているんですね。それって実はあまり良くなくて、情報で知っただけの知識はイレギュラーなことに弱く、それこそキャンプなど自然ではイレギュラーなことの方が多い。その意味でも、自分自身がその場で本当にやったことのある“純粋経験”のようなものを、大人も増やした方が良いんです。それに関してもうひとつ重要なスタンスは、『大人も経験がなくて失敗することがある』ということ。そう考えることで肩の力を抜いて純粋に楽しめますし、子どもと一緒に学び合うことができると思います」

ファミリーキャンプは大人と子どもが同じ目線でさまざまなことにチャレンジし、そのすべてが思い出とともに貴重な“純粋経験”となる場所。親は「子どもを連れてってやろう」という気持ちではなく、「子どもと一緒に楽しみたい!」という気持ちで、秋冬のファミリーキャンプをぜひ楽しみましょう!

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●プロフィール

長谷部 雅一(はせべ まさかず)
アウトドアプロデューサー、有限会社ビーネイチャー取締役。幼稚園や保育園のコンサルタント業務も行い、保育士向けに自然体験指導者教育、幼児へは自然体験を通じて行うボディーバランス、感性、社会性などの教育に力を入れている。その他様々な自然と年間数千人の参加者の方と関わりながら日々を送る。著書は、『自然遊びで子どもの非認知能力が育つ』(東洋館出版社)など他多数。

Text:ラスカル(NaNo.works)
Illustrations:1DAY IDEA

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2022.10.12