キャンプだけでなく幅広いアクティビティを楽しめる関東近郊の宿泊施設を7カ所ご紹介。2023年のゴールデンウィークは牛の乳搾りやマウンテンバイク、冒険心をくすぐられるアスレチックなどで思い出を残してみては？

火のおこし方からテントの建て方まで、自然の中でさまざまなことを学ぶことができるキャンプ。家族で過ごしやすいゴールデンウィークは、ぜひ親子で挑戦したいところです。そこで今回は、キャンプだけでなく、牛の乳搾りやマウンテンバイク、冒険心をくすぐられるアスレチックなど、多種多様なアクティビティを体験できる7つのスポットをご紹介。アクセスしやすい関東近郊のエリアのみをピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプだけじゃない！多種多様なアクティビティを体験できるスポット7選

【千葉県】

農園リゾート ザファーム

カヌーからマグカップ作りまで。100種類の野菜が育つ農園で充実のアクティビティを

都心から約１時間半の距離にある千葉県香取市の『農園リゾート ザファーム』は、充実したアクティビティが魅力です。年間100種類の野菜が栽培されている農園では、一年中収穫体験をすることが可能。ほかにも、ワイヤーを滑りながら森の中を疾走する「ジップライン」やカヌーでのツーリング、フィンランド伝統の木製マグカップ「ククサ」作りのワークショップなど、インドア派・アウトドア派にかかわらず楽しめます。さらに、スタイリッシュなグランピングや木の温もりを感じるコテージ、手ぶらでもOKのキャンプサイトといった宿泊施設も見どころ。天然温泉「おふろcaféかりんの湯」は昨年リニューアルし、アウトドアサウナが充実、THE FARMカフェは今年拡張し、爽やかな風に当たりながら見晴らしの良いデッキ席でのお食事がおすすめです。

▲カラダひとつで空を飛ぶ感覚を味わえるジップライン。

▲野菜収穫体験（左）や、男女で一緒に楽しめる「サウナガーデン」（右）も。

ほかにも、手ぶらで本格アメリカンBBQ（10時～17時まで）をしながら野遊びを楽しんでゆっくり滞在できます。新鮮な農園野菜を味わえる「ザファームカフェ」の手作り料理やソフトクリーム、オリジナルソーセージの軽食で一息つける「ザファームテラス」などフードのバリエーションも豊富。一日中遊んだ後は、施設内の温泉施設「おふろcaféかりんの湯」で地下1,500mから汲み上げた良質な源泉のお風呂とアウトドアサウナを堪能すれば、心身ともにリフレッシュできるはずです。

【施設情報】
所在地：千葉県香取市西田部1309-29
https://www.thefarm.jp/
連絡先：0478-79-0666

▼INFO/画像提供
農園リゾート ザファーム
https://www.thefarm.jp/

成田ゆめ牧場（オートキャンプ場）

牛、馬、ヤギ、ウサギなどと触れ合える！動物好きにはたまらないキャンプ場併設の牧場

▲近くには炊事場、トイレ、シャワーなどの施設も完備。

「動物と思う存分触れ合いたい！」という方には、千葉県成田市にある『成田ゆめ牧場』がおすすめ。約9万坪の広大な敷地で、牛の乳搾りや乗馬、さらにヤギや羊、ウサギ、モルモットへの餌やりなど、可愛らしい動物と交流をすることができます。ほかにも、バター作りやジャム作り、夏はミルクアイス作りなどの体験教室も楽しめるほか、アーチェリーや芝すべりなどの体験も可能。充実した内容のアクティビティで、子どもはもちろん、大人も童心に帰って遊ぶことができます。

▲牧場自慢のソフトクリームやジェラートが食べられるお店は牧場内「ミルキーハウス」で（右）

さらに、レストラン「ピザタイム」ではモッツァレラチーズと自家製生地を使った本格的なピザを、「ファームカフェ」ではジューシーなパテを堪能できる絶品のハンバーガーを提供。「ミルキーハウス」では、“牧場といえばコレ！”なソフトクリームもいただけます。併設されるキャンプ場では、ありがたい電源サイトも用意。シャワーやウォシュレット付きのトイレも完備されているので、快適に宿泊できます。

※既に満枠の日程もあるので、予約状況は公式HPにてご確認ください。
※「成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場」と観光牧場「成田ゆめ牧場」は、利用料金別途となります。なお、キャンプ場ご利用者様限定で牧場入場券「キャンパー優待券」を販売しており、チェックアウト日まで何度でも牧場入場可能となります。

【施設情報】
所在地：千葉県成田市名木730-3
https://www.yumebokujo.com/
連絡先：0476-96-1001
営業時間：（平日）9：30～16：30、（土日・祝）9：30～17：00
※観光牧場「成田ゆめ牧場」の営業時間

▼INFO/画像提供
成田ゆめ牧場
https://www.yumebokujo.com/

【神奈川県】

RECAMPおだわら

自然あふれるキャンプ場周辺には、大型遊具やジップラインなど冒険心くすぐる遊び場が広がる

神奈川県小田原市にある『RECAMPおだわら』は、清流がせせらぐ森の中にあるテントサイトで、市街地の近くにいながら大自然を満喫できるキャンプ場です。場内にあるWi-Fiや電源完備のワーキングスペース「ユラギ」ではゆっくりと仕事をすることも可能で、普段と違う環境でリモートワークをしてみたい方にもぴったりです。

また、『RECAMPおだわら』の周辺施設である『小田原フォレストベース』では、わんぱくらんど／フォレストアドベンチャー＆バイク／BBQ場などの5つのエリア、キャンプやスポーツ、BBQなどのアクティビティを体験することができます。その中でも『こどもの森公園わんぱくらんど』では起伏に富んだ地形を活かした大型遊具を多数設置。スリル満点な全長67mの吊り橋「わんぱく大橋」や全長44mの巨大なローラー滑り台のある「ターザン広場」など、家族で一日中楽しみましょう。

【施設情報】
所在地：神奈川県小田原市久野4294-1
https://odawara-forest-base.com/stay
連絡先：0465-24-3785

▼INFO/画像提供
株式会社Recamp
https://odawara-forest-base.com/

PICAさがみ湖

遊園地と温泉に隣接。一日中遊んでリラックスできる湖畔のキャンプ場

▲木の香りを楽しむログキャビン。

神奈川県の相模湖近くにあり、都心から車を使って約１時間半で訪れることができる複合施設『さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト』。絶叫アトラクションや観覧車、クライミングアトラクションの「マッスルモンスター」が人気の遊園地や、源泉かけ流しの温泉などを堪能することができます。さらに、同施設で遊ぶなら、ぜひセットで訪れたいのが隣接するキャンプ場『PICAさがみ湖』。家族連れからペット連れまで、さまざまなニーズに応じたスタイルで宿泊することができます。

▲全棟にベッド・シャワー・トイレ・屋根付きBBQエリアを設置しているトレーラー。

「トレーラー」エリアではベッドやシャワー、トイレ完備のスタイリッシュなトレーラーハウスに宿泊可能。ほかにも、開放感あるBBQ専用デッキがある「コテージ」エリアや、手ぶらでもOKな「テント」エリア、森林の中でのびのびと過ごせるテントサイトがある「キャンプ」エリアを用意。遊園地とキャンプ場をとことん楽しみたい方は、フリーパスのご利用もおすすめです。

【施設情報】
所在地：神奈川県相模原市緑区若柳1634番地
https://www.pica-resort.jp/sagamiko/
連絡先：042-685-0917（キャンプ場フロント）

▼INFO/画像提供
富士急行株式会社
https://www.pica-resort.jp/sagamiko/

【栃木県】

キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原

まるでアメリカの映画！？雰囲気たっぷりな空間で本格BBQと豊富なアクティビティを

▲ツインのキャビンの間には屋根付きの”語らい”テラス付き。

栃木県那須郡那須町にある『キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原』は、東北自動車道・那須ICから7分の好立地が魅力。昔ながらのアメリカの映画に登場するような異国情緒漂うログハウスが目印です。ここでは本格的なキャンプができるオートキャンプサイトのほか、木造のバンガローなど、雰囲気たっぷりの宿泊施設を堪能することが可能。さらに「屋根付きBBQ場」では肉屋直送の食材を使った贅沢なBBQも堪能できます。

▲回転をしながらシーソーのように飛び跳ねるヤジロベー。

▲自然との一体感を味わうことができるツリークライミング（左）

豊富なアクティビティも注目したいポイント。サーフボードとパドルで湖を周遊する「サップ」や、ロープで木登りをする「ツリークライミング」を体験できます。また、砂の中からパワーストーンを探し出す「クリスタルハンター」や、発掘したパワーストーンを加工して自分だけの宝物を作れる「鉱物工房」などのワークショップも。一味違ったキャンプを体験したい方は要チェックです。

【施設情報】
所在地：栃木県那須郡那須町高久甲5861−2
https://www.camp-cabins.com/
連絡先：0287-64-4677（9:30〜17:00）

▼INFO/画像提供
株式会社池上商事
https://www.camp-cabins.com/

【群馬県】

北軽井沢スウィートグラス

“日本一のキャンプ場”といえばココ。石窯付きコテージやツリーハウスで唯一無二の体験

群馬県長野原町にある『北軽井沢スウィートグラス』は、アウトドア雑誌で度々“日本一のキャンプ場”に選ばれるほどの人気スポット。その魅力は、バリエーション豊富で圧倒的なクオリティの宿泊施設です。手ぶらで楽しめる「コテージ」エリアでは、ピザやパンが焼ける石窯付きの「石窯コテージ MUGI」や愛犬と一緒に思う存分遊ぶことができる「ドッグランコテージ ウーフ」などを利用できます。また、最小限の設備を揃えた「キャビン」エリアでも、絵本の中から出てきたような見た目の「ツリーハウスマッシュルーム」を始め、個性豊かな施設を用意。

▲スウィートグラスのシンボルである「ツリーハウス・マッシュルーム」

▲ファミリーキャンプ・ソロキャンプ・犬連れキャンプなどに対応した多彩なサイトが18種類！

テントサイトもハンモック付きのものから、大きなトランポリンが隣接するものまで、さまざまなバリエーションから選ぶことが可能です。さらに事前予約をすることで、鶏を丸ごと一羽使った「SGまるまる丸鶏」などの特別な料理も提供。家族や恋人と何度も訪れたくなる充実ぶりです。

【施設情報】
所在地：群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
https://sweetgrass.jp/
連絡先：0279-84-2512（カスタマーセンター：9:30～16:30　※水曜定休）

▼INFO/画像提供
有限会社きたもっく
https://sweetgrass.jp/

星の降る森

目当ては“天然のプラネタリウム”だけじゃない！こだわりコテージやアクティビティを堪能

群馬県沼田市にある『星の降る森』は、その名の通り美しい星空を堪能できるキャンプ場。周囲を囲まれた谷の地形を活かすことにより、どこからでも広い夜空を見上げられるプラネタリウムのようなパノラマを実現しています。もちろん魅力はそれだけでなく、宿泊施設へのこだわりも。キャンプサイトはAC電源付きのエリアもあり、暖房器具などを使用することが可能。さらに、オーストラリアやフィンランドから輸入したコテージやロッジ、アメリカ・モンタナ州の木材でオーナーが手作りした大型ログハウスなども利用することができます。

▲電源付きのキャンプサイトもあり、クルマの乗り入れ可のところも◎。

▲アクティビティ四輪バギー初心者や子どもも楽しめる。　※予約は1か月前から

豊富なアクティビティにも注目です。『星の降る森』場内を四輪バギーで自然の中を疾走したり、急流を豪快にラフティングしたり、広大な湖の中を優雅にカヌーで漕ぎ進んだりと、さまざまな体験を楽しむことができます。恋人とのロマンティックなデートから家族とのゆったりした休日まで、幅広い目的で利用できるスポットです。

【施設情報】
所在地：群馬県沼田市上発知町2543
http://www.star-forest.com/
連絡先：0278-23-7213（午前9：30～12：00、午後13：00～17：00）

▼INFO/画像提供
星の降る森
http://www.star-forest.com/